SWPF_かんたん設定ウィザード_操作ガイダンス

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SWPF かんたん設定ウィザード 操作ガイダンス

0. 想定対象者

本ガイダンスの想定ユーザは、中級から上級者です。 対象者は、IoT とサーバーの基本的な知識がある方を想定しています。

ただし、はじめて SWPF プラットフォームを操作する方でも、画面の上から順番に設定できるように、できるだけ具体的に説明します。

想定する理解レベルは次のとおりです。

分野想定する知識
IoTセンサー、カメラ、MQTT、デバイスID、ユニットIDなどの用語が分かる
サーバーDrupal、ユーザーアカウント、API、メール送信、Cronなどの用語が分かる
SWPF初めてでも問題ありません。本ガイダンスで操作の流れを説明します
JSONJSONという形式があることを理解している程度で問題ありません

1. この画面でできること

「かんたん設定ウィザード」は、SWPF の自動化処理を、入力 → 処理 → 出力 の流れで作成する画面です。

たとえば、次のような自動化を作成できます。

ミリ波レーダーからデータを取得する
  ↓
在室・活動状態を判定する
  ↓
メールで通知する

または、植物観察キットの場合は次のような流れになります。

カメラ画像とセンサーデータを取得する
  ↓
ChatGPT で植物の状態を診断する
  ↓
温度判定メッセージを作成する
  ↓
メールで通知する

1.1 内部的に作成されるもの

画面では「自動化名」「処理フロー」「プラグイン」などを設定しますが、登録時には内部的に次のデータが作成・関連付けされます。

flowchart TD A[ウィザード入力内容] --> B[Wizard Config JSON] B --> C[デバイスサービス] B --> D[プロファイル] B --> E[テンプレート] B --> F[トリガー] F --> G[GROUP_ID] E --> G G --> H[自動化フローとして実行]

ユーザーは通常、これらの内部エンティティを個別に作成する必要はありません。


2. 全体のページ構成

ウィザードは 3 ページ構成です。

flowchart LR A[1ページ目: 設定] --> B[2ページ目: 確認] B --> C[3ページ目: 登録] C --> D[登録完了] B -- 戻る --> A C -- 戻る --> B
ページ目的主な操作
1ページ目: 設定自動化の内容を入力する登録/更新モード、基本情報、処理フローを設定する
2ページ目: 確認入力内容を確認するフロー、プラグイン、生成内容を確認する
3ページ目: 登録最終確認して保存する登録ボタンで自動化を作成する

3. 1ページ目: 設定画面の操作

1ページ目では、画面の上から順番に設定します。

flowchart TD A[登録 / 更新モードを選ぶ] --> B[ウィザードテンプレートを選ぶ] B --> C[テンプレートを読み込む] C --> D[基本情報を確認・修正する] D --> E[処理フローを確認・修正する] E --> F[必要に応じて処理を追加・削除する] F --> G[CONST定義を確認する] G --> H[次へ]

3.1 画面上部のステップ表示

画面上部には、現在の作業位置が表示されます。

1 設定  →  2 確認  →  3 登録

現在は 「1 設定」 が選択されています。

この表示は、今どのページを操作しているかを確認するためのものです。通常は上から順番に進めます。


3.2 操作説明ボタン

画面右上の 「操作説明」 ボタンを押すと、このような操作ガイダンスを表示します。

かんたん設定ウィザード
  右上: [操作説明]

操作中に意味が分からない項目がある場合は、操作説明を開いて確認します。


3.3 登録 / 更新モード

最初に 登録 / 更新モード を選択します。

モード
  (●) 登録    ( ) 更新
モード用途
登録新しい自動化フローを作成する
更新登録済みの GROUP_ID を読み込んで編集する

登録を選ぶ場合

新しい自動化を作成する場合は 登録 を選択します。

登録モードでは、ウィザードテンプレートを選択できます。

flowchart TD A[登録モードを選択] --> B[ウィザードテンプレートを選択] B --> C[初期フローを自動展開] C --> D[必要な項目だけ修正]

更新を選ぶ場合

既存の自動化を編集する場合は 更新 を選択します。

更新モードでは、登録済みの GROUP_ID を読み込みます。 この場合、ウィザードテンプレートで初期値を上書きするのではなく、既存データの内容を優先します。

flowchart TD A[更新モードを選択] --> B[GROUP_IDを入力] B --> C[既存のTrigger / Templateを読み込み] C --> D[画面に反映]

3.4 ウィザードテンプレートを選択する

登録モードでは、ウィザードテンプレートを選択できます。

画面例では次のテンプレートが選択されています。

ミリ波レーダおうちキットでペット見守り

ウィザードテンプレートは、画面の初期値を作るためのプリセットです。 Template Entity そのものではありません。

代表的なテンプレート例

テンプレート用途
植物観察キットでAIモニターカメラ画像とセンサーデータをAI診断する
植物観察キットでカメラとセンサーモニタ画像・温湿度・照度などを使って通知する
ミリ波レーダおうちキットでペット見守りミリ波レーダーで在室・活動状態を判定する

テンプレート選択後の操作

テンプレートを選択しただけでは、まだ処理フローに反映されない場合があります。 その場合は、次のボタンを押します。

[ウィザードテンプレートを読み込む]

このボタンを押すと、選択したテンプレートに応じて、基本情報と処理フローに初期値が反映されます。

flowchart TD A[テンプレートを選択] --> B[ウィザードテンプレートを読み込む] B --> C[自動設定名称に初期値を反映] B --> D[処理フローに初期ステップを反映] B --> E[プラグイン候補・JSON初期値を反映]

3.5 基本情報を入力する

次に 基本情報 を設定します。

主な項目は次のとおりです。

項目説明
自動設定名称この自動化フローの名前ペット見守り ミリ波レーダーモニタ
説明何をする自動化かの説明ミリ波レーダーでペットの在室状態を判定して通知する
実行トリガーいつ実行するか5分ごと、毎日17:00、手動など
開始状態登録後に有効にするか有効 / 無効

自動設定名称

「自動設定名称」は、一覧画面や管理画面で見分けるための名前です。

良い例:

ペット見守り ミリ波レーダーモニタ

分かりにくい例:

テスト1
設定A
自動化

後で管理しやすくするため、用途・対象・処理内容が分かる名前にしてください。


3.6 処理フローを設定する

処理フローでは、自動化の中身を設定します。

SWPF では、基本的に次の3種類で考えます。

flowchart LR A[入力] --> B[処理] B --> C[出力]
種別意味
入力データを取得するMQTTからセンサーデータ取得、カメラ画像取得
処理取得したデータを加工・判定するChatGPT診断、温度判定、在室判定
出力結果を外部へ出すメール通知、WordPress投稿、LINE通知

3.7 処理1を確認する

テンプレートを読み込むと、最初の処理が表示されます。

画面例では、処理1の処理区分が 入力 になっています。

処理1
  1. 処理区分選択: 入力

入力は、外部データを SWPF に取り込む処理です。

例: ミリ波レーダー入力

TEMPLATEプラグイン:
MQTTミリ波レーダーデータ取り込みプラグイン

このプラグインは、MQTT 経由でミリ波レーダーのデータを取得する想定です。

flowchart LR A[ミリ波レーダー] --> B[MQTT Broker] B --> C[SWPF MQTT入力プラグイン] C --> D[rawデータ]

3.8 処理区分を選択する

処理区分には、次の選択肢があります。

処理区分説明
入力センサー、カメラ、MQTTなどからデータを取得する
処理AI診断、判定、変換、集計などを行う
出力メール、WordPress、外部APIなどへ結果を送る
指定なしすべてのTEMPLATEプラグイン候補を表示する

通常は、目的に合わせて 入力 → 処理 → 出力 の順に並べます。


3.9 TEMPLATEプラグインを選択する

各処理では、TEMPLATEプラグインを選択します。

3. TEMPLATEプラグイン選択
  MQTTミリ波レーダーデータ取り込みプラグイン

TEMPLATEプラグインは、そのステップで実際に実行される処理です。

注意: UNIT PLUGIN はここでは選びません

このウィザードでは、入力系も含めて すべて TEMPLATEプラグインから選択します。

UNIT PLUGIN は、MQTTなどで取り込んだ値を内部的に正規化・解釈するためにシステム側で使用します。 この画面でユーザーが直接選択するものではありません。

flowchart TD A[ユーザーが選ぶ] --> B[TEMPLATEプラグイン] C[システム内部で使う] --> D[UNIT PLUGIN] B --> E[Template Entity生成] D --> F[データ正規化]

3.10 TEMPLATEプラグインのパラメータ入力

TEMPLATEプラグインによっては、追加のパラメータ入力が必要です。

画面では次のような領域が表示されます。

4. TEMPLATEプラグインのパラメータ入力

たとえばメール送信プラグインでは、次のような項目が必要になります。

送信先: user@example.com
件名: ペット見守り通知
本文: {result.presence_activity_judge.message}

ChatGPT診断プラグインでは、次のようなプロンプトを入力します。

カメラ画像とセンサーデータから植物の状態を診断してください。
異常があれば原因と対策も出力してください。

プレースホルダの例

本文やプロンプトでは、前の処理結果を参照するために、次のようなプレースホルダを使う場合があります。

プレースホルダ意味
{raw.temperature}入力データの温度
{raw.humidity}入力データの湿度
{raw.image}入力された画像
{result.chatgpt_diagnosis.message}ChatGPT診断結果
{result.presenceactivityjudge.message}在室・活動状態判定メッセージ
flowchart LR A[入力 raw] --> B[処理 result] B --> C[出力本文] A --> C

3.11 TEMPLATE_JSON を確認する

画面には TEMPLATE_JSON が表示されます。

例:

{
  "DEFAULT": {
    "type": "COMMAND",
    "plugin": "mqtt_mmwave_sensor_input",
    "input": {}
  }
}

これは、その TEMPLATEプラグインをどのように実行するかを表す内部設定です。

通常、はじめて使う場合は直接編集しなくてもかまいません。 ただし、中級から上級者向けには、プラグインの実行内容を確認するために表示されています。


3.12 PARAMS_JSON を確認する

PARAMS_JSON は、ルールやテンプレートの中で参照する変数を定義するJSONです。

例:

{
  "VAR": 1
}

PARAMSJSON は、RULEJSON 内の var などで参照されます。

flowchart LR A[PARAMS_JSON] --> B[RULE_JSON] B --> C[判定] C --> D[Template実行]

初心者のうちは、テンプレートで自動生成された内容を確認するだけで十分です。


3.13 RULE_JSON を確認する

RULE_JSON は、その処理を実行する条件を表します。

例:

{
  "if": {
    "op": "==",
    "a": {
      "var": "VAR"
    },
    "b": 1
  },
  "then": {
    "templateid": []
  },
  "else": {
    "templateid": []
  }
}

この例では、VAR1 の場合に条件一致として扱う想定です。

単純な実行イメージ

flowchart TD A[RULE_JSONを評価] --> B{条件に一致?} B -- Yes --> C[then側の処理] B -- No --> D[else側の処理]

初期テンプレートでは、基本的に「常に実行」または「指定条件で実行」するための初期値が入ります。


3.14 デバイスサービスとプロファイルについて

画面下部には、次のような説明が表示されます。

※デバイスサービスとプロファイルは、選択したTEMPLATEプラグインから CONST MAPPING で自動設定します。

これは重要です。

ユーザーは、通常この画面でデバイスサービスやプロファイルを直接選択しません。 選択した TEMPLATEプラグインをキーにして、システムが自動的に対応するデバイスサービスとプロファイルを決めます。

flowchart TD A[TEMPLATEプラグイン選択] --> B[CONST MAPPING参照] B --> C[Device Service自動解決] B --> D[Profile自動解決] C --> E[Template Entity作成] D --> E

例: メール通知プラグイン

TEMPLATEプラグイン: mail_send
  ↓
デバイスサービス: メール
  ↓
プロファイル: メール送信用プロファイル

例: ミリ波レーダー入力プラグイン

TEMPLATEプラグイン: mqtt_mmwave_sensor_input
  ↓
デバイスサービス: ミリ波レーダおうちキット
  ↓
プロファイル: ミリ波レーダー入力プロファイル

3.15 処理を追加する

画面下部にある次のボタンで、処理ステップを追加できます。

[ + 処理を追加 ]

たとえば、最初は入力処理だけがある場合、次のように追加していきます。

flowchart TD A[処理1: 入力] --> B[+ 処理を追加] B --> C[処理2: 処理] C --> D[+ 処理を追加] D --> E[処理3: 出力]

ペット見守りの例

処理1: 入力
  MQTTミリ波レーダーデータ取り込みプラグイン

処理2: 処理
  在室・活動状態判定プラグイン

処理3: 出力
  メール通知プラグイン

植物観察の例

処理1: 入力
  MQTTカメラ&センサーデータ取り込みプラグイン

処理2: 処理
  CHATGPT診断プラグイン

処理3: 処理
  温度判定&メッセージ作成プラグイン

処理4: 出力
  メール通知プラグイン

3.16 最後の項目を削除する

不要な処理を削除したい場合は、次のボタンを使用します。

[最後の項目を削除]

このボタンは、基本的に一番最後の処理ステップを削除するためのものです。

flowchart TD A[処理1] --> B[処理2] B --> C[処理3] C --> D[最後の項目を削除] D --> E[処理3を削除]

途中の処理を削除する場合は、処理順や参照関係が崩れないよう注意してください。


3.17 CONST定義を出力する

画面右下の次のボタンで、現在の画面設定に対応する CONST 定義を出力できます。

[CONST定義を出力]

これは、開発者または管理者が、画面上の設定内容を PHP の CONST 定義として確認・コピーするための機能です。

主な用途

用途説明
プリセット確認現在のウィザードテンプレート定義を確認する
開発支援PHP の CONST 定義に反映する内容を確認する
デバッグ画面入力と CONST 定義の差異を確認する

一般ユーザーは、通常このボタンを使用しなくても問題ありません。


3.18 次へ進む

1ページ目の入力が終わったら、右下の 次へ ボタンを押します。

[次へ]

このとき、次のようなチェックが行われます。

flowchart TD A[次へ押下] --> B{必須項目は入力済み?} B -- No --> C[エラー表示] B -- Yes --> D{プラグイン選択は正しい?} D -- No --> C D -- Yes --> E{JSONは正しい?} E -- No --> C E -- Yes --> F[2ページ目 確認へ]

主なチェック項目は次のとおりです。

チェック項目内容
自動設定名称未入力ではないか
処理区分各処理に入力/処理/出力などが設定されているか
TEMPLATEプラグイン各処理にプラグインが選択されているか
必須パラメータメール送信先など必須項目が入力されているか
JSONTEMPLATEJSON / PARAMSJSON / RULE_JSON が壊れていないか


3.19 実際の設定画面イメージ

以下は、1ページ目の設定画面の実際の表示例です。 この画面では、上から順番に 登録 / 更新モードウィザードテンプレート基本情報処理フロー を確認していきます。

1ページ目の設定画面全体が表示されているスクリーンショット

この画面では、まず現在の操作ステップが 「1 設定」 になっていることを確認します。 次に、登録モードで新しい自動化を作成するのか、更新モードで既存の自動化を編集するのかを選びます。 登録モードの場合は、ウィザードテンプレートを選択してから 「ウィザードテンプレートを読み込む」 を押すことで、基本情報や処理フローの初期値を自動で反映できます。

1ページ目の登録更新モードとウィザードテンプレート選択部分のスクリーンショット

テンプレートを読み込んだ後は、処理フローの内容を確認します。 処理区分が 入力 / 処理 / 出力 のどれになっているか、選択されている TEMPLATEプラグインが目的に合っているかを確認してください。 はじめて操作する場合は、JSON欄を無理に編集せず、テンプレートで自動入力された内容をそのまま確認するだけでも問題ありません。

1ページ目の処理フローとTEMPLATEプラグイン設定部分のスクリーンショット

このページで特に確認するポイントは、自動設定名称が分かりやすい名前になっていること処理フローが入力 → 処理 → 出力の順になっていること必要なパラメータが入力されていることです。 内容に問題がなければ、画面下部の 「次へ」 を押して確認画面へ進みます。

4. 2ページ目: 確認画面の操作

2ページ目では、1ページ目で入力した内容を確認します。

flowchart TD A[1ページ目の入力内容] --> B[確認画面] B --> C[基本情報を確認] B --> D[処理フローを確認] B --> E[自動生成される内容を確認] E --> F{問題ない?} F -- No --> G[戻る] F -- Yes --> H[次へ]

4.1 基本情報を確認する

確認画面では、まず基本情報を確認します。

項目確認内容
自動設定名称意図した名前になっているか
説明他の人が見ても分かる説明になっているか
実行トリガー実行タイミングが正しいか
開始状態登録後に有効でよいか

確認例

自動設定名称: ペット見守り ミリ波レーダーモニタ
実行トリガー: 5分ごと
開始状態: 有効

4.2 処理フローを確認する

次に、処理フローの順番を確認します。

ペット見守りの場合は、次の順番になっていることを確認します。

flowchart TD A[入力: ミリ波レーダーデータ取得] --> B[処理: 在室・活動状態判定] B --> C[出力: メール通知]

植物観察の場合は、次のような順番になります。

flowchart TD A[入力: カメラ画像とセンサーデータ取得] --> B[処理: ChatGPT診断] B --> C[処理: 温度判定メッセージ作成] C --> D[出力: メール通知]

確認ポイント

確認ポイント説明
入力が先頭にあるか先にデータを取得する必要があります
処理が入力の後にあるかrawデータを使って判定・生成します
出力が最後にあるか処理結果を通知・投稿します
プラグインが用途に合っているか入力に出力プラグインを選んでいないか確認します

4.3 自動生成される内容を確認する

確認画面では、登録時に作成される内部データの概要も表示されます。

flowchart TD A[確認画面] --> B[Device Service] A --> C[Profile] A --> D[Template] A --> E[Trigger] E --> F[GROUP_ID] D --> F

表示例:

作成対象内容
デバイスサービス既存参照または必要に応じて作成
プロファイル各ステップ用に作成または既定からコピー
テンプレートGROUP_ID に紐づけて実行順に作成
トリガーGROUP_ID を参照する形で作成

4.4 問題がある場合は戻る

内容に誤りがある場合は、戻る ボタンで1ページ目に戻ります。

[戻る]

戻った後、必要な項目を修正して再度 次へ を押します。

flowchart LR A[確認画面] -- 戻る --> B[設定画面] B -- 修正 --> C[次へ] C --> A

4.5 問題なければ次へ

確認内容に問題がなければ、次へ を押して3ページ目へ進みます。

[次へ]


4.6 実際の確認画面イメージ

以下は、2ページ目の確認画面の実際の表示例です。 この画面では、1ページ目で入力した内容が、登録前に分かりやすく整理されて表示されます。

2ページ目の確認画面で基本情報と処理フローを確認しているスクリーンショット

まず、自動設定名称説明実行トリガー開始状態 が意図した内容になっているかを確認します。 次に、処理フローが正しい順番になっているかを確認します。 たとえば、データを取得する入力処理が先にあり、その後に判定やAI処理、最後にメール通知などの出力処理が並んでいる状態が基本です。

2ページ目の確認画面で自動生成される内容を確認しているスクリーンショット

確認画面では、登録時に内部で作成または参照される内容も確認できます。 ここに表示される デバイスサービスプロファイルテンプレートトリガー は、SWPF が自動化を実行するために必要な内部データです。 通常ユーザーが個別に編集する必要はありませんが、作成内容に違和感がないかを確認してください。

修正したい内容がある場合は 「戻る」 を押して設定画面へ戻ります。 内容に問題がなければ 「次へ」 を押して、登録前の最終確認画面へ進みます。

5. 3ページ目: 登録画面の操作

3ページ目は、登録前の最終確認画面です。

flowchart TD A[登録画面] --> B[登録内容を最終確認] B --> C{登録する?} C -- 戻る --> D[確認画面へ戻る] C -- 登録 --> E[EasyAutomationGenerator実行] E --> F[Entity作成] F --> G[登録完了]

5.1 登録内容を最終確認する

登録画面では、次の内容を確認します。

項目確認内容
自動化名登録する名称が正しいか
実行トリガー実行タイミングが正しいか
処理数想定したステップ数になっているか
作成されるエンティティDevice Service / Profile / Template / Trigger の作成内容

表示例

自動化名: ペット見守り ミリ波レーダーモニタ
実行トリガー: 5分ごと
処理数: 3ステップ

5.2 登録を実行する

内容に問題がなければ、登録 ボタンを押します。

[登録]

登録時には、内部的に次の処理が実行されます。

sequenceDiagram participant U as User participant F as Wizard Form participant G as EasyAutomationGenerator participant R as Resolver participant E as Entity Storage U->>F: 登録ボタンを押す F->>G: Wizard Config JSONを渡す G->>G: GROUP_IDを発行 G->>R: Device Service / Profileを解決 R->>E: 既存参照または新規作成 G->>E: Template Entityを作成 G->>E: Trigger Entityを作成 E-->>F: 登録結果を返す F-->>U: 完了画面を表示

5.3 登録後の実行イメージ

登録が完了すると、トリガーのタイミングで自動化が実行されます。

sequenceDiagram participant TR as Trigger participant AE as Automation Engine participant T1 as Template 1 入力 participant T2 as Template 2 処理 participant T3 as Template 3 出力 TR->>AE: GROUP_IDで起動 AE->>T1: 入力処理を実行 T1-->>AE: rawデータを返す AE->>T2: 処理を実行 T2-->>AE: resultを返す AE->>T3: 出力処理を実行 T3-->>AE: 通知・投稿結果を返す


5.4 実際の登録画面イメージ

以下は、3ページ目の登録画面の実際の表示例です。 この画面は、実際に自動化を作成する直前の最終確認画面です。

3ページ目の登録画面で登録内容を最終確認しているスクリーンショット

ここでは、登録しようとしている 自動化名実行トリガー処理数 を確認します。 あわせて、登録時に作成または参照されるエンティティの内容も確認します。

特に、次の点を確認してください。

- 自動化名が分かりやすい名前になっているか
- 実行トリガーが意図したタイミングになっているか
- 処理数が想定どおりか
- 登録後に有効化して問題ないか

内容に誤りがある場合は、「戻る」 を押して確認画面へ戻ります。 すべて問題なければ、「登録」 を押します。 登録ボタンを押すと、SWPF が内部でデバイスサービス、プロファイル、テンプレート、トリガーを作成または関連付けし、自動化フローとして利用できる状態にします。

6. 具体例1: ミリ波レーダーでペット見守りを作る

6.1 作りたい自動化

ミリ波レーダーでペットの在室・活動状態を確認し、必要に応じてメール通知する

6.2 設定例

項目設定値
モード登録
ウィザードテンプレートミリ波レーダおうちキットでペット見守り
自動設定名称ペット見守り ミリ波レーダーモニタ
実行トリガー5分ごと
開始状態有効

6.3 処理フロー

flowchart TD A[処理1: 入力<br>MQTTミリ波レーダーデータ取り込み] --> B[処理2: 処理<br>在室・活動状態判定] B --> C[処理3: 出力<br>メール通知]

6.4 通知本文の例

件名: ペット見守り通知
本文: {result.presence_activity_judge.message}

7. 具体例2: 植物観察キットでAIモニターを作る

7.1 作りたい自動化

植物観察キットのカメラ画像とセンサーデータを取得し、ChatGPTで診断してメール通知する

7.2 設定例

項目設定値
モード登録
ウィザードテンプレート植物観察キットでAIモニター
自動設定名称植物観察キット AIモニター
実行トリガー60分ごと
開始状態有効

7.3 処理フロー

flowchart TD A[処理1: 入力<br>カメラ画像とセンサーデータ取得] --> B[処理2: 処理<br>ChatGPT診断] B --> C[処理3: 出力<br>メール通知]

7.4 ChatGPTプロンプト例

カメラ画像と温度・湿度・照度・気圧から植物の状態を診断してください。
異常があれば原因と対策も出力してください。

7.5 メール本文例

{result.chatgpt_diagnosis.message}

8. よくある間違いと確認ポイント

8.1 入力・処理・出力の順番が逆になっている

悪い例:

flowchart LR A[メール通知] --> B[ChatGPT診断] B --> C[センサーデータ取得]

良い例:

flowchart LR A[センサーデータ取得] --> B[ChatGPT診断] B --> C[メール通知]

8.2 出力で参照している結果がまだ作られていない

メール本文で次のように書いた場合:

{result.chatgpt_diagnosis.message}

その前のステップに chatgpt_diagnosis プラグインが必要です。

flowchart TD A[ChatGPT診断がある] --> B[メール本文で診断結果を参照できる]

8.3 TEMPLATEプラグインと処理区分が合っていない

たとえば、処理区分が「入力」なのに、メール通知プラグインを選ぶと意味が合いません。

処理区分選ぶべきプラグイン例
入力MQTT入力、カメラ入力、センサー入力
処理ChatGPT診断、温度判定、在室判定
出力メール通知、WordPress投稿、外部API送信

8.4 JSONを手で編集して壊してしまう

TEMPLATEJSON、PARAMSJSON、RULE_JSON は JSON 形式です。

次のような誤りに注意してください。

- カンマが不足している
- ダブルクォーテーションが不足している
- 波括弧 { } の数が合っていない
- 配列 [ ] の数が合っていない

不安な場合は、テンプレートで自動生成された内容をそのまま使ってください。


9. 用語集

用語説明
SWPFIoTデータ取得、処理、出力を組み合わせるプラットフォーム
ウィザードテンプレート画面の初期値を作るプリセット
TEMPLATEプラグイン自動化の各ステップで実行される処理プラグイン
UNIT PLUGIN取り込んだIoTデータを内部的に解釈・正規化するためのプラグイン
Device Serviceデバイス、外部API、メールなどの接続先単位
ProfileDevice Service をどのように使うかの設定
Template EntityAutomation Engine が実行する1つの処理ステップ
Trigger Entity自動化をいつ実行するかを管理するデータ
GROUP_IDTrigger と Template 群を紐づけるID
TEMPLATE_JSONプラグイン実行内容の定義
PARAMS_JSON変数や参照値の定義
RULE_JSON実行条件の定義
raw入力処理で取得した元データ
result処理ステップで生成された結果データ

10. 推奨する操作順まとめ

最後に、はじめて操作する場合の推奨手順をまとめます。

flowchart TD A[1. 登録モードを選択] --> B[2. ウィザードテンプレートを選択] B --> C[3. ウィザードテンプレートを読み込む] C --> D[4. 自動設定名称を確認] D --> E[5. 説明・トリガー・開始状態を確認] E --> F[6. 処理フローを上から確認] F --> G[7. TEMPLATEプラグインを確認] G --> H[8. 必要なパラメータを入力] H --> I[9. 次へ] I --> J[10. 確認画面で内容確認] J --> K[11. 登録画面で最終確認] K --> L[12. 登録]

この順番で操作すれば、SWPF の内部構造を細かく意識しなくても、自動化フローを作成できます。


11. 開発・管理者向け補足

11.1 CONST定義との関係

このウィザードは、画面上の選択内容をもとに、CONST定義を参照して内部設定を補完します。

flowchart TD A[画面入力] --> B[Wizard Config JSON] C[WIZARD_TEMPLATE_PRESETS] --> B D[PROCESS_PLUGIN_OPTIONS] --> B E[PLUGIN_SERVICE_PROFILE_MAPPING] --> F[Device Service / Profile解決] B --> F F --> G[Template Entity / Trigger Entity生成]

11.2 ウィザードテンプレートの位置づけ

ウィザードテンプレートは、既存の Template Entity ではありません。

ウィザードテンプレート
  = 新規作成時の初期値プリセット

Template Entity
  = 登録後に Automation Engine が実行する実体

そのため、登録後の更新時は、ウィザードテンプレートではなく、GROUP_ID に紐づく既存 Template Entity 群を正とします。


12. 画面別チェックリスト

12.1 1ページ目: 設定

  • [ ] 登録 / 更新モードは正しいか
  • [ ] 登録モードの場合、適切なウィザードテンプレートを選んだか
  • [ ] 「ウィザードテンプレートを読み込む」を押したか
  • [ ] 自動設定名称は分かりやすいか
  • [ ] 説明は用途が分かる内容か
  • [ ] トリガーは意図した実行タイミングか
  • [ ] 処理フローは入力 → 処理 → 出力の順になっているか
  • [ ] 各処理の TEMPLATEプラグインは用途に合っているか
  • [ ] 必須パラメータは入力済みか

12.2 2ページ目: 確認

  • [ ] 基本情報に誤りがないか
  • [ ] 処理ステップ数は正しいか
  • [ ] フロー順序は正しいか
  • [ ] 自動生成される内容に違和感がないか
  • [ ] 修正が必要な場合は戻るを押したか

12.3 3ページ目: 登録

  • [ ] 登録する自動化名は正しいか
  • [ ] 実行トリガーは正しいか
  • [ ] 作成対象エンティティを確認したか
  • [ ] 登録後に有効化してよいか
  • [ ] 問題なければ登録を押したか

13. まとめ

かんたん設定ウィザードは、SWPF Automation の複雑な内部構造を、ユーザーに直接意識させないための画面です。

重要な考え方は次の3つです。

flowchart LR A[入力] --> B[処理] B --> C[出力]
1. まずデータを取得する
2. 次にデータを判定・変換・生成する
3. 最後に通知・投稿・外部連携する

はじめて操作する場合は、まずウィザードテンプレートを選択し、初期値を読み込んでから、必要な部分だけ修正する方法を推奨します。

 

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